重版出来御礼!!

スイッチバック大全

日本の“折り返し停車場”140ヶ所の魅力と歴史を全紹介

勾配を克服する鉄道技術の一つとして知られるスイッチバック。しかも同様の意図を持つループ線やラック式と比べると、特に⽇本で特徴的に用いられたシステムでもあり、大小含めると国内に140ヶ所以上を見出すことができる。しかし昨今の⼟⽊技術の進歩、⾞両性能の向上により、今や絶滅の危機に瀕している。本書は、スイッチバック研究の決定版として、その魅⼒を豊富な写真とデータ類で紹介しようと試みるものである。

編・著 江上英樹 栗原 景

Amazonほかネット書店、全国書店にて絶賛発売中
オールカラー/全256ページ
B5変(縦245mm×横182mm×厚さ20mm)
定価:本体4500円+税
誠文堂新光社

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著者・編者 紹介(誠文堂新光社HPより)

江上 英樹(エガミ ヒデキ)

元小学館漫画編集者。小学生時代から鉄道趣味を持ち、担当する雑誌で『鉄子の旅』『月館の殺人』等の鉄道漫画を手がける。特にスイッチバックへの興味は強く1999年から「I love switchback」という専門サイトを立ち上げ(現在開店休業中)それが今回の書籍化につながる。木次線・出雲坂根スイッチバックを応援するためにジオラマを制作し、東京や奥出雲の地で展示を行う等、スイッチバックの魅力を伝え続けている。

栗原 景(クリハラ カゲリ)

1971年東京生まれ。旅、鉄道、韓国を主なテーマとして活動するフォトライター、ジャーナリスト。学生時代から鉄道関連書籍の編集に携わり、出版社勤務を経て2001年からフリー。国鉄を直接知る最後の世代で、書籍、雑誌、ウェブ、トークイベントなど幅広い分野で活動している。3年間の韓国留学経験があり、韓国語や韓国旅行関連の記事も手がける。主な著書に『国鉄時代の貨物列車を知ろう』(実業之日本社)、『アニメと鉄道ビジネス』(交通新聞社新書)、『テツ語辞典』(池田邦彦と共著/誠文堂新光社)など。

X(旧twitter)@kuriharakageri

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