2022年3月に逝去した広田泉。息子であり同じ鉄道写真家でもあった。巨匠の目に映った姿は果たしてーー
「鉄道写真の神様」として70年。そのファインダーを通り過ぎた「鉄道の瞬間」は数知れず。「自薦傑作選」としての電子フォトブック【HIROTA SELECTION!】その第20弾は2022年3月に逝去した息子・広田泉へのレクイエムとも言える1冊。彼の幼き日々の家族スナップから晩年フランスで紹介された際の誌面、そして一周忌にあたる2024年春に行われた展覧会「泉」会場風景などを紹介。父と同じく鉄道写真家を志し、そして独自の作品世界を築いた息子を見る巨匠の目は優しく澄んでいる。
鉄道写真の神様として70年にわたってその中⼼に君臨してきた写真家・広⽥尚敬⽒集⼤成とも⾔える電⼦フォトブック『HIROTA SELECTION!』が、 honto、 Kindleストア(Amazon)、 紀伊国屋書店、 楽天kobo、 BookLive!(凸版印刷グループ)、 Reader、Store(Sony)、 ブックパス(au)、 iBook Store(Apple)、 理想書店などで販売中!毎月14日に新刊発売!
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HIROTA SELECTION!は電子フォトブックですが、パソコンで見ると写真データ集のようにも楽しめます!
前半は、50年以上前に発行されて廃刊のままであった『魅惑の鉄道』を自分で自炊した話や、これまで刊行された10巻分の撮影秘話を初公開!後半では、事前に募集した質問から約20の質問への回答していただきました。4時間半の貴重な話満載のインタビューです。
Hirota Selection!から選んだ写真を広田尚敬 本人が裏話などを交えて解説する動画です。
1935年東京生まれ。中学三年生で初めて鉄道写真を撮影。 1960年よりフリーランスの写真家として活動し、1988年設立の日本鉄道写真家協会の初代会長をつとめるなど、「鉄道写真の神様」として、常に日本の鉄道写真界を牽引する。著書は『ヨーロッパのSL』(朝日新聞社、1973年)『SL夢幻』(読売新聞社刊、1975年)『永遠の蒸気機関車』(日本交通公社、1976年)『撮った!国鉄2万3千キロ』(講談社、1984年)『F の時代』(小学館、2009年)など150册以上に及ぶ。鉄道150年を迎える2022年、新たなプロジェクトシリーズとして『HIROTA SELECTION!』を電子書籍で刊行開始。